第14回 海外の縫製現場から見た日本のパターンと仕様書について~総括~
海外の縫製現場から見た日本のパターンと仕様書について
- レポート
本シリーズは、中国上海で縫製工業を経営されているDEPICTION-ONEの中村様に、東レACS主催の「縫製仕様書勉強会」にて「海外の縫製現場から見た日本のパターンと仕様書について」ご講演いただ内容をご紹介します。
今回でこの連載は最終回となります。
第14回 海外の縫製現場から見た日本のパターンと仕様書について~総括~
【目次】
1.総括
これまで様々な国内企業と海外工場との縫製仕様書やパターンデータに関するトラブル事例や回避策をご紹介してきました。
国内と同じ縫製仕様書やパターンを海外で使うと間違いや品質低下の可能性があります。
どのような縫製仕様書/パターンを送ればいいのか工場とよく相談することが必要です。日本の常識は海外では通用しないことが多数あることを頭にいれて海外生産を成功させてください。
2.縫製仕様書についてまとめ
・分かりやすい図解を入れる
・使用する単語を統一する
・寸法表の採寸箇所は細かく指示する
・色指示は品番を使う
3.パターンについてまとめ
・修正指示は細かく出す
・必要なパーツを全て揃える
・文字は大きく書
・色指示は品番を使う
■今回お話を伺った中村様の会社
DEPICTION-ONE CO.,LTD SHANGHAI Office
〒201103
上海市万源路2163号A栋801室
中村 祐輔
Yusuke Nakamura
8F,UNIT A,NO.2163,WANYUAN ROAD SHANGHAI,201103,CHINA