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「服つくりへの想い」アパレル工業新聞コラム掲載=第4回 - 2016年1月

2016年1月1日 アパレル工業新聞掲載

東レACS「服つくりへの想い」=第4回=デザイナー、パタンナーの枠を超えたCADの活用 (コロモザ)

 原宿、表参道にある"coromoza (コロモザ)"の西田拓志代表に東レのCAD活用(クレアコンポⅡ)についてたずねてみました。
 コロモザは、誰でも自由にご利用頂けるオープンスペースで衣服制作に必要な道具もそろっており、衣服製作活動が行えます。新しいブランドを立ち上げる際にここを利用される方も増えてきました。CADは、東レのクレアコンポⅡのクラウドタイプが利用できます。最近では、従来のパタンナー以外にブランドを立ち上げたばかりのデザイナーによるCADの活用が増えています。
 今年3月にコロモザ主催の若手デザイナー育成を目的としたデザイナーサポートコンテストを行いました。そこでグランプリを受賞した二階堂梨花さんの場合、自身で立ち上げたブランド"tatoe (たとえ)"では、デザイン画は書かず、CAD上で型紙を作るところから試行錯誤を繰り返しクリエイトされています。 デザイナー自身が設計図(型紙)を使って感性を具現化するという企画工程と設計工程を融合させた衣服製作の新しいアプローチにCADが使われています。
 このように企画、設計の枠を超えたパタンナー&デザイナーが新規ブランドを立ち上げるケースが増え、CADの新しい活用形態が生まれています。このようなニーズに対しても東レACSは、ベストサポートツールになるようCADを進化させていきます。