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新しい技術を積極的に授業や制作発表に活用!学生にも好評で自主的に活用が進んでいます

PATTERN MAGICⅡ3D 導入事例 学校法人 杉野学園 ドレスメーカー学院 様

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PATTERN MAGICⅡ3D の導入事例として、学校法人 杉野学園 ドレスメーカー学院 の菊地特任教授にお話を伺いました。

ドレスメーカー学院のカリキュラムの特色について教えてください。

本校には『いい服には法則がある』というキャッチフレーズがあります。
その法則とは「3D や Al などが進歩し、服作りの技術が変化するほど、人の手による技と工夫が重要になる」と私なりに解釈しています。本校では1年生に部分縫いなど基礎的なことをたくさんさせて人の手による技が身に着くようにしています。

通常授業から CREACOMPOⅡ を使ってパターンメーキングを推進する理由を教えてください。

写真2

今や企業ではパターンを手で引くケースは殆どないです。「パターン技術の向上のために手で引くのが基本だ」と言う人もいるかもしれませんが、技術の向上と手で引くこととの因果関係はなく、最初からCADで作成しても技術向上の疎外になるとは思いません。
私は最初からCADで教えても良いと思い、CADの使用を推進しています。

「クリエイティブ3Dモデリング」とはどういう授業ですか?

「クリエイティブ3Dモデリング」授業で発表された3D画像

学生が1人ずつ好きなデザインの服の写真を選び、そのデザインになるように型紙を PATTERN MAGICⅡ で作成し、その後、PATTERN MAGCⅡ3D で3Dシミュレーションした結果を発表します。

3DCADの活用による効果教えてください。

写真3

学生の卒業制作では、ギャザーやタックなどボリュームのあるデザインが多く、トワル組みの回数が多く負担になっていました。
学生が自由に PATTERN MAGICⅡ3D を使える環境があれば、自主的に PATTERN MAGICⅡ3D を用いてシルエットやボリュームを確認したり、教師に相談したり、修正を繰り返すことができるようになりました。
その結果、実物のトワルチェックによる試行錯誤の回数が減り、最終的なトワルの完成度は向上しています。また、紙の節約にもなっています。
今はCAD室で作業をしていますが、将来的には全ての学生が自分のPCで作業できるようになるのが理想と考えています。

3DCADや将来の衣服設計にどんな変化を期待していますか?

デジタルと人の手を使って「生きた服」を生み出す、そんな職人が必要になると感じています。
実際に人が着る服はリアルなので、より3DCADで設計上の不具合などが正確に表現できることを期待していますし、それを扱う事ができる職人が重要になると思います。

アパレル業界を目指す学生に向けてメッセージがあれば教えてください。

写真1

山本耀司さんが同じような質問に対して「勝手にしやがれ」と言われたことがあります。その言葉に衝撃を受けたと同時に、その言葉の意味は「自分が助言などしなくても皆は活躍するだろう」と、実はとても謙虚な言葉なのだと思いました。よって私も 僭越ながら同じ言葉をかけたいです。
見たり聞いたりした技術をそのまま使うのではなく、自分自身で試行錯誤して自分の技術に変えていくことが、皆さんにはできると信じています。

学校名 学校法人 杉野学園 ドレスメーカー学院
主な学科 服飾造形科、アパレル技術科、高度アパレル専門科、アパレルデザイン科
ウェブサイト https://www.dressmaker-gakuin.ac.jp/

※掲載内容は2024年8月時点の情報です。

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