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[FISMA]CADや3Dの新バージョン(繊研新聞掲載)

2019年9月6日 繊研新聞掲載

CADや3Dの新バージョン

 東レACSは、CAD「クレアコンポⅡ」、その3Dモジュール「パターンマジックⅡ3D」、これらを利用したオーダーソリューションの衣服設計自動化エンジン「MFⅡ」を中心に紹介する。簡単に進捗(しんちょく)状況を見える化できる「工場コックピット」を利用し工程分析も可能にした帳票連携システム「サイフォーム・マジック」も出展する。

 パターンマジックⅡ3Dは、昨年大手アパレルとの実証を通じて見直し、精度・性能を向上させた。短時間の教育で誰でも同じものができるよう、操作性を高め、2次元のパターンから3D化した際の再現性も向上させた。また、デジタル・トワルの操作性を高め処理スピードも速めたため、トワル組みが最短10分で可能になった。米アルバノンのボディーデータも近く利用できるようになる。MFⅡも、3Dボディースキャナーやスマートフォン採寸との連携のトライアルの成果をブース・セミナー双方で紹介する。

 CADは定型作業の自動化の性能を高めるとともに、ユーザーサポート強化を今後の重点として打ち出す。アイテムごとの動画マニュアルや東京・大阪以外でのウェブでのセミナー開催などを準備している。また、ウィンドウズ10への対応として64ビット版リリースする。

 これらの多くが、10月にリリースする新バージョンや新機能を紹介する内容となっている。