2016年7月1日 アパレル工業新聞掲載
東レACS「服つくりへの想い」アパレル工業新聞コラム掲載=第9回=企業向けクラウドシステムの導入 (クラボウインターナショナル 福嶋さん)
東レACSのクラウドサービスを7月中旬に導入されるクラボウインターナショナルの企画業務部の福嶋さんに今回の導入にいたる経緯をお伺いしました。
「弊社の企画業務は、大阪と東京の各拠点で必要に応じてパターン・データを共有して作業を行っています。従来のクライアントサーバー型だとサーバーやネットワークの構築、管理、運用をする必要があり、専門的知識を持ったシステム管理者が必要でした。」
「今回、クラウドサービスの導入を決めたのは、システム管理のような本業と直接関係のない手間を省ける点に魅力を感じたためです。また、年間サービス契約形式により、初期導入のコストも抑えられることや、資産計上も不要なので資産管理の手間も省けること、保守料金もこのサービスに含まれていることも導入のメリットと考えました。」
「現在は、東京、大阪でのパタンナーの固定端末での運用を予定していますが、使用頻度や運用状況を見ながら各担当者が端末に縛りのない形で運用したいと考えています。
将来の理想としては、アカウントごとの使用状況を把握できたり、一般的なSaaS(サース、Software as a Service)のようにアプリケーションをインストールせず、Webブラウザ等で利用できるようになるとさらに活用範囲は広がると考えています。」
東レACSは、システム管理運用に手間のかからず、場所や端末を選ばない企業向けクラウドシステムを今後さらに進化させていきます。