導入事例:手書きやエクセルにはもう戻れない!生産業務・管理業務をシステム化し効率化!(アリエス株式会社)

アリエス株式会社様は、昭和49年より長崎県で高品質な紳士服オーダーメイド事業を行っています。日産数140着を製造する日々の業務の中に多くの課題を抱えておられました。
お話を伺ったのは生産課課長の仲村様。普段は生産管理業務をされており、今回の導入では導入プロセスのヒアリングから運用までを担当していただきました。

導入前の課題をおしえてください

課題1:帳票作成で二度手間/帳票作成に時間がかかる/入力ミス

様々な帳票をそれぞれ別々のエクセルファイルに入力したり、紙に手書したりしていた。
例えば、取引先から送られてくるオーダー受注票を基に、裁断指示書、裁断報告書、物品受領書、外注依頼書、納品書などの帳票をそれぞれ手書きで作成していた。

それにより《二度手間》《帳票作成に時間がかかる》《入力ミス》などが生じていた。
特に、オプション加工がある場合、内容により工賃が異なるため、経理担当者が納品書や請求書を作成する際、オプションの詳細と料金を確認しながら作成する必要があり、膨大な時間を費やしていた。

課題2:見落としミス/紙の無駄

オーダー受注票の書式が取引先によって異なっていました。そんなオーダー受注票をそのまま各工程の作業者達へ配布していたので、作業者はオーダー受注票によって見る場所が違うため、見落としによる作業ミスが発生していました。

また、1枚のオーダー受注票に対して作業が14工程あり、日産数が100着だとすると1日に1400枚以上のコピーが必要だったので、大量の紙を消費し、コピー機もすぐに壊れていました。さらに修正があると再度14部コピーし直すので、どれが最新版であるのか分からなくなるという管理上の問題もありました。

課題3:日産数のオーバー/納期遅れ

生産進捗情報や総受注数を正確に、リアルタイムに、把握できていませんでした。それにより受注数が工場の生産能力を超過し、《日産数のオーバー》《納期遅れ》などが生じていました。

具体的に、受注数の管理は、1枚1枚のオーダー受注票から受注数を「正」の字で数え、Excelに転記して集計していました。

また、生産進捗の管理は自前システムで各工程を通過チェックをし把握する仕組みであったが、入力ミスがあったり、情報が更新されなかったりと、正しく管理できていませんでした。自前システムは進捗の目安にしかならず、結局、現物を探しまわっていました。

他にも、外注依頼しているパンツについては、外注先からいつ戻ってきたか把握できずにいました。

システムを導入するにあたり、決定ポイントは何でしたか?

すべての課題を解決できる提案であったこと。
特に最も時間を要していた課題1の納品書の作業が、ほぼ自動的に作成できること。

導入が決まってから、運用するまで、どのような苦労がありましたか?

アリエス株式会社 生産課課長 仲村様

苦労したのは東レACSの開発担当者さんかもしれません。細かな要望を次々に出してしまいましたが、そのような追加要望にも細やかに対応してもらいました。例えば、1点物のデザインや年1回しかないような受注についての仕様を後から思い出すことがありました。

導入直後は帳票システムは東レACS、CADシステムは他社を使っていたので、それぞれに入力が必要でした。帳票システムに入力する手間が増え、その上、不慣れだったので日産数は下がりました。現場からクレームがあり、導入前のやり方に戻したときもありましたが、閑散期に再度スタートすることで、徐々にシステムを切り替えていきました。
現在は、帳票システムもCADシステムも東レACSに切り替わり、スムーズに運用できています。

導入効果や製品・サービスへの評価をお聞かせください。

帳票システムもCADシステムも東レACSを使うようになって日産数は導入前より上がりました。

取引先によって異なる書式のオーダー受注票から自社用の工程伝票が作成できるようにして、見やすくなり見落としがなくなりました。必要な情報は自動入力されるように登録したので、入力ミスが減りました。今ではこの帳票システムがないと辛いですね。以前のようにバラバラの書式で回されても見るところが分からないと思います。

オーダー受注票から経理・出荷まで、データが繋がったのも有難いです。取引先によって異なる工賃も登録しているので、選択ミスがないかのチェックだけで済むようになりました。「すごく助かる。」と経理担当者がよく言っています。
初めは慣れていなかったので、エクセルを使う方が早いとの意見もありました。使いづらい部分を修正し、どんどん改良を繰り返すことで、今の方が早くなり満足しています。社長も「効果を感じている。」と言われています。

進捗管理・生産管理も同じ画面で分かるようになったので管理しやすくなりました。

導入システムの全体図

今後、弊社製品をどう活用していきますか?

アリエス株式会社 代表取締役社長 尾上智昭 様

今回導入したシステムを活用・応用したシステムの提案をして欲しい。

  • 店舗の受注内容を帳票システムに取り込み、入力作業削減
  • 中国工場への職出し
  • ネーム刺繍ミシンとのデータ連携
  • セミオーダーのレディス対応

アリエス株式会

アリエス株式会社

袖を通した時の満足を創造して製品へのご満足が私達の誇りです。

事業内容 紳士服縫製業
高級スーツ、ジャケットのレディーメイドを短サイクルのパターンメイド生産に対応しています。
高品質の毛芯仕様スーツ、デザインバリエーションに対応したジャケット生産に優れています。
ウェブサイト http://aries1.co.jp/