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プレスリリース


東レACS「大阪ミシンショー出展紹介 東レACS セミオーダーやCAD新機能」繊研新聞掲載

2017年3月10日 繊研新聞掲載

東レACS セミオーダーやCAD新機能

 東レACSは、4月にリリースする「クレアコンポⅡ」バージョン4とセミオーダーソリューションを柱として出展する。アパレルCADの新バージョンは、基本操作を改善し、各サイズ間の連動したパターンメーキング機能を追加した。セミオーダーソリューションは、CADの機能を生かした自動化で個別対応とコスト削減を両立させる提案だ。
 セミオーダーソリューションは、東レACSが事業の柱であるCADに次ぐ柱に育てようとしている提案型ビジネスの本格的な取り組みの第1弾となる。パッケージではなくユーザー企業のニーズに合わせ、新しい技術を生かしたツールやソリューション、サービスを最適な形で組み合わせて提供する。クレアコンポⅡのグレーディングやデジタルトワルなど各種機能に、受注情報によって型紙パーツを選びグレーディングする自動計算のロジックを組み合わせる。ベースには縫製仕様書システムがある。大阪ミシンショーではその考え方をアピールする。
 クレアコンポⅡ新バージョンでは、線を作成しながら微調整できるなどの新機能で基本操作を改善。サイズごとに繰り返す作業の無駄とミスをなくすサイズ間連動のパターンメイキング機能も追加した。また、3Dのデジタルトワルによるトワルチェックの精度を高めるため、ギャザーやプリーツなど60に上る要素の再現性を高めている。
 オプションとして17年度中にリリース予定の簡易縫製仕様書システムも紹介する。型紙作成の際に仕様書が作成でき、クラウド上で安全に受け渡しできる。機能は限られているが既存の仕様書システムより安く簡単に利用できる。