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第1回 活用例の紹介

2016年8月開催「縫製仕様書勉強会」レポート

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2016年8月開催「縫製仕様書勉強会」の模様をレポート第1回 活用例の紹介

2016年8月東レACS(株)大阪支店にて「縫製仕様書勉強会」を開催しました。


参加されたお客様は、すでに縫製仕様書システム利用されている方、導入を検討されている方、興味を持たれている方など様々でした。
現在自社で使用している仕様書をより良いものに、といった研究心をお持ちの方々が参加いただいた勉強会です。


この度、第1回勉強会でその要望にお答えする目的で、ユーザー様が海外向けに作成された仕様書の事例を見ていただき、問題点や効率アップしたい業務などを話し合って改善点を見出しだしていただきました。
勉強会の後は、発表された仕様書を東レACS仕様書システム「XIFORM MAGIC®」ではどのようにして作られるのかをご説明し、実際にご参加の方々に体験していただきました。


今回のレポートでは、勉強会でのお話を一部ご紹介します。


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ご紹介ユーザー様

今回、仕様書活用の事例をご紹介したユーザー様が所属する部署は、国内ファッションマーケットに向けた製品ビジネスを展開し、近年は海外アパレルとも取引されています。製品アイテムはレディース・メンズ・子供などです。


ユーザー様の部署は、グレーディング業務がメインで、海外の縫製工場とのCAD互換状況の調査なども行っています。ユーザー様自身は社内のCAD関連ソフトの管理、仕様書フォーマットの作成、社内の仕様書システムのトレーニングを行っています。


活用例の紹介(帳票の種類)

主に日本語フォーマット4種類、英語フォーマット3種類を使用しています。(サンプル依頼書・グレーディング依頼書・カットソー依頼書・ニット依頼書・カットソー仕様書/ニット仕様書)


「サンプル依頼書」は布帛商品のサンプルを作成する時に使用します。パタンナーと縫製工場へのサンプル依頼ためにデザイナーが作成し、パタンナーは依頼書をもとにサンプルパターンと縫製仕様書を作成します。
他の帳票についても独自の用途を含めて紹介していただきました。


レポート第2回では、「海外縫製工場とのやりとり」のお話をご紹介します。

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